身体的症状が現れたら心療内科へ
うつ病やパニック障害といった心の病気を抱えている人はとても増えてきており、現在大きな社会問題となっています。心の病気を抱える人が増えていった大きな要因は学校や会社など、普段通う場所でストレスを感じる場面が増えてきているためです。心の病気は知らず知らずのうちに悪化するので、異変を感じたときは早めに受診しましょう。心の病気について相談する場所の1つに「心療内科」があります。心療内科に通うかどうかの基準となるポイントは、「身体的な異常が現れるかどうか」です。例えば学校や会社に通う事を考えると耐えられないような頭痛や腹痛を起こしてしまうというのは、明らかに精神的な拒絶が身体的影響を及ぼしています。こういったときは迷わず心療内科を受診しましょう。
精神的な症状は精神科へ
心の病気を患ったときに通う場所としては心療内科ともう1つ、「精神科」があります。心療内科と精神科は良く混同されていて、同じようなものだと認識している人も多いでしょう。確かに精神科も心の病気全般を診察してくれますが、どちらかといえば精神的な症状が強く出てしまっているときに精神科を受診するようにすると、的確な治療を受けることが出来るでしょう。例えば周りの人が全員自分の悪口を言っているように感じる、または攻撃されていると感じるというような脅迫概念に襲われていたり、周囲の人からもの忘れが酷くなっていると指摘されている場合は、精神的にかなり疲弊している状態だと考えたほうが良いので、精神科を受診することを検討したほうが良いかもしれません。