まずは医師との相性を考える
心療内科は風邪などで受診する一般的な内科と違い、治療が長期に渡る可能性があります。このため長期的かつ頻繁に通院することを考慮した上で、病院選びは慎重に行わなければなりません。心療内科の選択でまず考えておきたいのが、診察してもらう医師との相性です。医師は医療現場の専門家ですが、一人ひとりに個性があります。話しやすく、安心して任せられる医師もいれば、残念ながら相性が合わない医師もいます。医師との相性を見極めるポイントとして挙げられるのが、患者側の話をちゃんと聞いてくれるかどうか、そして質問したことに対して、解かりやすく答えてくれるかどうかです。また、思いやりやいたわりの言葉をかけてくれるかどうかも、相性の良し悪しに繋がる部分だと言えるでしょう。
通いやすさを見極めるポイント
通院する心療内科を選ぶ時は、通いやすさも大切なポイントです。どれだけ素晴らしい医師が在籍していたとしても、片道2時間もかかるようであれば、通院するのが大変になってしまいます。移動手段の有無や距離を踏まえた上で、問題なく通えるかどうかをチェックしておきましょう。また心療内科は診察時間が短かったり、完全予約制で思うように予約が取れなかったりするケースもあります。したがって、朝から夕方まで診察してくれるのかどうか、また予約が取れる状況かどうかも合わせて見ておく必要があります。さらに、診察やお薬の処方でかかる費用がどのくらいなのかも、大切なポイントです。ジェネリック薬品を推奨している心療内科であれば、お薬代が安くなる傾向にあります。